◆嗅覚 二人の記憶を呼び覚ます感覚
香りは
人生の時の流れと同じ性質をもっています。
かけがえのない一回きりの出来事、写真に収めることも、録音することもできません。
あなたの深いところで無意識に受け止められた香りの記憶は、ある時の思い出と
密接に関わっていて、ときにはずっと長い間残りつづけます。
においは、
映像や音より
はるかにそれを喚起させる力があり、
私にそれを思い浮かべ、待ち受け、希望を抱かせ続けます。
心の奥底で生じた微妙な情熱、なぜそう感じているのか理解できないような感情、
何ものにも譬えがたい雰囲気など、はっきりと確認することができないもどかしさに、
心が揺さぶられます。
あなただけがわかるメッセージを含んでいることもあります。
◆触覚 相手に接触するほどに愛情が強くなる
調和がうまくとれない人に対し、
肌があわない
と感じることがあります。
それとは逆に、
お相手との境界線がないような感覚、この上ない一体感を感じる
ことがあります。
ツインレイが
抱擁しあう時、純粋に安堵に包まれ、そこが他の誰でもない
自分だけの居場所であると感じられます。
会話しなくても、
触れあっているだけで無条件に愛されているとわかります。
ツインレイは手足がそっくりと言われますが、
その質感にも違和感がありません。
手や足を絡ませたなら、自分の腕なのか足なのかわからないような、
溶け合うような心地良さ
を感じるでしょう。
お相手から優しく手に触れてもらうだけでも、深い安らぎを感じるため、
身体の関係を重要視しなくなっていくカップルも多いかもしれません。
追記**
セックスについて、少しだけ記述してみようと思います。
通常の恋愛であっても、二人の相性がよいほど喜びを感じることができます。
セックスは肉体的側面だけでなく、精神を結合させる行為でもあります。
だから、深い愛情で結ばれると、魂が溶け合うようなよろこびが伴います。
反対に相性が悪い相手とは、どことなく不協和音を感じてしまう
のではないでしょうか。
それは
肉体・精神・魂 三つの次元で結ばれる行為
であり、
愛し合う二人のエネルギーが絡み合うとき、このうえないエクスタシーを感じることができます。
◆五感で伝え合うツインレイの愛・味覚 刹那的な喜びのセンサー
味覚は、
生きていることと密接に関わっています。
現代においては「生死に関わるような食事」はないかもしれませんが、何かを味わう時、そこには
「信頼」関係が必要です。
一緒に食事を楽しむことのできる二人には、
信じて安心して味わえる喜び
があります。
味の感覚は、
単独で成立するものではなかったりします。
例えば、
自然の中で気心知れた仲間とバーベキューをする時、普段と全く同じものを作ったとしても
格段に美味しく感じられたりするものです。
食べ物を介し交流することで、その人が普段どんなことを意識しているかもわかります。
例えば健康を意識した食生活を送っているなら、カロリーを計算していたり、
野菜不足を補おうと気を遣っていたり。
愛する人と食べ物を味わう時は、いつもより美味しく感じられるかもしれません。
味覚が似通っていることも多いかも知れません。
好物の違いはあっても、他の人に理解されにくいようなこだわり
が似通っていたりします。
私も、お互い珈琲の好のみが同じで、
その珈琲の香りが作業服に染み付いていたことも、親しみを感じた要因であったかもしれません。