ツインレイは、相手のことを知れば知るほど、
深い繋がり
を感じるようになります。
例えば、ほぼ同じ時期にそれまでいた土地を離れたり、同じ時期に似通った場所・関連会社で就いていたなど、
結局いつも近くにいたのだ、
とわかることもあります。
あなたも、彼との間に
偶然とは思えないもの
を発見し続けてきたのではないでしょうか。
私の場合も出身地はすぐ隣、同じ時期に豊橋に来て、育った家庭環境、辿った職歴など驚くほど一致していましたが、
それらはまだ私の中では「偶然」の域をでませんでした。
彼の名前が
私の実の父親の名前と同じで、呼ばれ方も一緒だ、
と思っても、面白いほど一緒だなと、あえて冷静に受け止めようとしていたのです。
私には、まだそうした不思議を受け入れる度量がなかったのです。
何しろ、当時の私はまだ、
ツインレイ
という存在がいることすら、知りませんでした。
それでも、とうとうある日、この
尋常ではない繋がり
について、考えざるを得なくなりました。
私と彼が知り合ったのは、地元からは少し離れた場所でした。
私には小学生時代からつきあいのある、親友と呼べる女性が一人いて、
今もちょっとしたことー例えば、
今日出掛けたい場所があるんだけど、一人じゃ心細いからつきあってくれる?
なんてことも気軽に言える仲なのですがー
驚いたのは、
そのたった一人の「親友の弟」と「彼」とは、学生時代からのつきあいがあり、当時仕事も一緒にしている仲だったのです。
私達は長い間、それぞれの友達がいる同じ家を行き来しあっていたのに、知らずにいたのでした。
誰でも不思議なことが起きると、好奇心に火がつくものです。
偶然の一致・デジャブ・夢や白昼夢に質問の答えが出てくる、などなどは、
後に何かの影響を及ぼすための
きっかけに到達するために、
差し向けられるのかもしれません。
魂は過去とも未来とも繋がっています。
あなたも、彼と自分の足跡をたどったとき、
あのとき、どうしてこんな行動をとったのだろう、どうしてこのようなことが起きたのだろう、と思っていたこと、
どう考えてもその時点ではわからずにいたことに、合点がいくかもしれません。
私達は、
もしもあのとき これが起きなかったら、きっと会えなかったと思う
と考えがちですが、ひょっとしたら違うのかもしれない、
二人が巡り合うために、そのことが生じたのだ、
という見方もできるわけです。
今思えば、私達は「その時がきたら」繋がりあう約束をしていたのかもしれません。
私達の側には、そうしたギフトを「受け取る」力も必要で、
用意されていたものを、
「確実に」自分の手に引き寄せるためには、
ある時点まで、最大限の努力をする必要がある
のかもしれません。
つきあいが始まると、
女性は減点するようになり、男性は加点していく
なんて話を聞くことがあります。
ツインレイの場合、点数を稼ぐために何かをしたりやめたりする必要はない
ように思います。
二人の間に大切なのは、ただ
自分に正直であるということ。
あなたは、
相手の中に自分にないものを見いだし、それがどこからくるのか理解したい と思います。
そして、
相手の中に見る美点を自分の中に育てよう
ともするでしょう。
それをすることに何か計算があるのではないか、と考えたり、本当はそう思っていないんじゃないか、と勘ぐる心によって阻害されたりはしません。
思いはそのままの形で届き、
お互い譲れない価値観があったとしても、それを
融合し、許容しあう関係
へと進展していきます。
「共通点」を見つけると、盛り上がることが多いのですが、
ツインレイの場合は、対抗意識を燃やすことのほうが多い
かもしれません。
それは、相手と同じところから物事を見つめていたいという、健気な心からであったりします。
対等だからこそ張り合える
ともいえ、
ツインレイの二人は、
永遠に良きライバルであり、兄妹・姉弟・母・父・・、
時々にどのような存在になることもできます。
まさしく 彼は
父のように頼もしく、私を導いてくれる人であり、弟のようで照れくさくなることもあり、私を見つめる時の
慈愛に満ちた顔は母のようでした。
ツインレイの二人は、
マイナスを蓄積しない関係
でもあるでしょう。
あなたが○○だから、こうなったのよ
などのような、
ネガティブな感情の原因を相手に求める
ということがありません。
人格を尊重しあい、
マイナスのことをプラスに転じ、転じようと試み、自分の中に取り込んでゆくことができます。
あなたもそうであるように、
怒りの感情が湧いたとしても、すぐに解放させる
ことができます。
相手を苦しめるような呪法ではなく、
相手のためになるよう
知識を使うことができます。
どんなにネガティブな感情を抱えていても、再び元に戻ることができる関係、
心に渦巻くものに左右されず、それを無理矢理消滅させるのでもない、価値創造への方向へとリードさせていく関係であるといえます。
その限りない作用をもつものを「慈悲」とも「慈愛」とも「愛」とも言います。
ツインレイの二人の学びに「主題」があるのだとしたら、
人間の内奥に広がる、小宇宙というべき豊潤な「生命の開拓」であり、
それは他のどんな人とも共有しあえるテーマであるため、多くの人の理解が得られているのかもしれません。