◆どんな出逢いも、いつか自分の進化には必要だったと知る時がくる。
◆ツインレイについて、プラトンの「ベターハーフ」に学ぶ
◆愛のない関係が終わるときは、時間を返してほしくなる。
◆どんな出逢いも、いつか自分の進化には必要だったと知る時がくる。
もしかしたら夢を見ていたのではないか、ツインレイなんて
本当は嘘だったんじゃないか?!
そんな風に、
思い出を否定したくなってしまうことが、あるかもしれません。
この世界で起こったとは思えないような至福の体験をした後、突然大切な人と会えなくなってしまったら、
こんな幸せが続くわけないと思った
自分が思い込み過ぎていたんだ。馬鹿みたい。
などと思ったり、
いっそ夢や幻であったほうが楽だ
と考えてしまうことだって、あると思います。
どんなに肯定的な話を提供したところで、そう思えなくなった時、そう思えなくなった人に、
無理矢理信じさせることはできません。
確かに自分はその経験をした、
とわかっていても、
やっぱりそんな考え方は捨てよう!現実的ではない、
と思って生きていくのもありです。あなたの人生ですから、
自由に考え、生きていいと思います。
自分が幸せだと思う方向に、舵を向ける
ことが大切です。
その先に、あなたでなければ歩めなかった、ただ一つの物語が
◆ツインレイについて、プラトンの「ベターハーフ」に学ぶ
あなたは、「ベターハーフ」という言葉を聞いたことはありますか。
そう、あの「プラトン」の著作「饗宴」に由来する観念で、
元々人間は二人分の素材でできていて、二体一身であった
という神話があるのをご存知でしょう。
さらっとまとめると、元は
「男・男」/「女・女」/「男・女」
という組み合わせで、三種類いたのだそうです。
それが在る日、神々の怒りに触れて二つに切り離され、結果
男と女だけの世界になった、
というのです。
それ以来、人間は
失われたカタワレを求めて生きるようになった、
と言われています。
プラトンは、
恋愛とは、この時失ったカタワレを求める行為
と言い、自分のカタワレを
ベターハーフ
と呼ぶそうなのです。
ベターは「もっとよい」という意味、
相手は
自分よりもよい半分である
という意味になります。
私達人間は、
そのベターハーフと出逢うことによって、
再びひとつになり、
回復し、癒される
◆ツインレイについての、否定的な考察をすることもできるけれど
そんな話をしたあとで、
ツインレイについて否定的な考察をすることもできます。
私達は、誰もが唯一無二の存在で、一つとして同じ人生はありません。
けれど、時に
驚くほど自分に似通った人に出会う
こともあります。
2022年の世界人口は、5月時点で79億5,400万人とも言われていますが、
元は数種類の祖先から広がっているのですから、
世の中には、どこか似通った人がいて、同じような境遇に生まれ、同じような育てられ方をして、結果
まるで自分を見ているようだ、
と思う人に出会うことだって、あるかもしれません。
そして、
ただそれだけのこと
なのかもしれません。
いまだそうした境界線の上に立ちつつ、
もっとわかりあいたかった、もっといろんなものを吸収したかった、と
相手(相手の生命に見えていた何か)に憧れのようなものを抱き続けていたりもします。
あなたも、そうかもしれませんね。
その憧れは、
自分だってそう生きることもできる(できた)、
という可能性
であるとは言えないでしょうか。
たぶん、姿かたちからして全く違い、
まったく別次元で生きていると思えるような人なら、それほどまでの影響力はないでしょう。
でも、「私達は」「自分達は」「俺たちは」と認識しあっている関係だから、相手の中に見る可能性を
無視することはできなくなる、
苦しい思いをするのだと思います。
女性ゆえに
男性ゆえに
そのような生き方が選べなかったのだとしても、
私達はきっと
相手の中にある「魅力的な」可能性を見せつけられたあと
本当の自分を生きるためには、何が大切なのか、
真剣に考えることになるのだと思います。
◆愛のない関係が終わるときは、時間を返してほしくなる。
いまはまだ、揺れ動く気持ちと葛藤しているかもしれません。
冷静に考えることはできないかもしれません。
あなたは
全力で愛し愛され、
半端なく傷ついて、今もなお必死に這い上がろうとしています。
もしかしたら
相手がツインレイであったのか否か
といったことよりも、
素晴らしい愛の世界の体験者になりえた
ことのほうが大切で、
そんなに苦しい思いをしてなお、
お相手と出逢う前の自分に戻ることは決してない、と思えることが、
お相手が本物の運命の人であったことの証
ではないでしょうか。
愛のない関係が終わる時、後悔や虚無感に襲われるのです。
相手に対する怒りや軽蔑、
自分の味わった苦痛だけが思い起こされます。
なんて無意味だったのだと思ったり、
時間を返してほしくなったりします。
愛の力で、
あなたの魂を向上させられる人
こそが本物です。