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親を愛せない自分は人として失格?

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◆親を愛せない、だから親孝行という言葉を聞くと辛かった時期

 

「親孝行」することの大切さは知っているが、それ以前に「親を愛せない」と悩む人もいます。

 

私も親孝行しましょう、と言われるたびに辛い気持ちになっていた頃がありました。

 

私が物心ついたときにはもう両親は離婚していて、私は母親に育てられました。

 

父親が3回かわり、その都度名字が変わりました。

 

母親は何度も家出を繰り返し、借金をつくっては戻ってきて殆ど好き勝手に生きていた人でした。

 

幼い頃から自分が母親のように弟を世話しながら生活をしていたため、果たして自分には「親」と呼べる存在がいたのかどうかという疑問もわきます。

 

それでも、私という存在があるのは親がいるからです。

人に道徳的なことを語るのは簡単ですが、このようなプライバシーを尊重した上で語らなくてはならないと思っています。

 

それがいいことであるとわかっていても、それが本心でできないのであれば辛くなってしまうでしょう。

 

今はできない」それを自分にも受け容れ、そのような(親孝行できるような)人になっていこうと心のどこかで思っていればよいと思います。

 

様々な家庭環境があると思います。

 

もし最後まで親を愛することができなかったとしても、自己変革していこう、自分を成長させようという思いに裏切られるようなことはないと思います。

 

親孝行は親のためのように思うかもしれませんが、自分の人としての振る舞いであり、自身の成長を示すものでもあります。

 

「親のため」にはできないと思っても、自分の成長のためだと思えばいいのです。

 

「ソウルメイト」の視点で言うなら、そのために親が悪役になって力を貸していることもあります。

 

あなたの心をもっと大きくするためには、その人が親である必要があったと後でわかることもあります。

 

誰かを愛してから親の愛を知ることもあれば、親になって初めて親に感謝したり、本意を知るという場合もあるでしょう。

 

◆親を愛せない、その縁が切りたくても切れないのは、「相手を救おう」という深い「慈愛」があるから

 

私が親になって思ったことは、「決して親のようにはなるまい」ということでした。

 

私の母親は亡くなりましたが、亡くなる数年前まで、母親がなくなっても泣かないかもしれないと思っていました。

 

ただ、「親孝行」が大切であるとわかってはいたので、晩年は道徳心から誠意を尽くしました。

 

けれど亡くなった時、それがどんなに大切だったかを知りました。

 

自分をこの世に送り出してくれた人が、この世から居なくなるのがどういうことかを知りました。

 

私が思っていたよりも もっと大きくて深い縁(えにし)があったことがわかりました。

 

「ソウルメイト」という視点にたった時、私達は親から学ぶこともあれば子供から学ばせてもらこともあります。

 

私にとって、母親は私を成長させてくれた存在であったと今はわかっています。

 

私には、相当な「劇薬」が必要だったに違いありません。

 

私はそもそも慎重ですが、時に無鉄砲になってしまったり危険を冒しがちなところもあります。

 

そんな私を守るために、母親は自らの生き方で示してくれたのかもしれません。

 

人と一定の距離感を保つことの大切さとか、相手の荷を背負い過ぎないこととか、いろいろなことを知らず知らず教えてくれたのかもしれません。

 

また、時には子供の自分が、親に生き方を示していることもあります。

 

あなたが子供でなければ親はそれを学べなかった、ということもあるはずです。

 

私にこそ言いませんでしたが、晩年「私は毒親だった」と悔恨していたと聞きました。

 

この人生で学んだ分、母は来世ではもっと素敵で幸せな生き方をするのではないか、と思っています。

それもまた親孝行です。

 

「あの子は自分の子供だけれど、今は尊敬の思いで見てしまう」と言った人がいました。

 

あなたの成長していく姿を親に見せる、それだけですごい親孝行ではないでしょうか。

◆親を愛せない、「それでも」「それでも」と生きることは尊い

 

今は「夢でもいい。幽霊でもいいから会いたい」と思っています。

 

会ったら「お礼」を言うつもりです。

 

勿論、そのような気持ちに誰もがならないかもしれませんが、どんな時も大切なのは「だから仕方ないのだ」

諦めないことです。

 

「それでも」「それでも」と思い生きること、「何か意味があるのだ」と思って生きることで、深い縁(えにし)を知る日が訪れるのではないでしょうか。

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