人間関係

パワハラ上司に辟易しているのですか

2月 8, 2021

◆パワハラ上司の下にいても、悩む人と悩まない人がいる

パワハラ上司に弱気になってはいけない 

相談窓口

◆パワハラ上司は爆発物。自分を守ろう

◆パワハラ上司の下にいても、悩む人と悩まない人がいる

「営業の仕事をしてみたい」、

ある日、長女がそういって

いっとき保険会社に入社してました。

その会社では、上司のパワハラが原因で、

これまで人が入社しては退社するという事態が続いているそうでしたが、

うちの長女は気が強く、

女性社会(ダンスやモデルの世界)の中で揉まれてきただけに、「男のパワハラ」なんて全然平気と言っていました。

 

その会社に入ってくる人は20~50代と幅広く、

何か1つの問題に対して「ゆとり世代・さとり世代」の見方が全然違うことに驚いてもいました。

勿論、一概に「ゆとり・さとり」などと人を区別したりはできませんが、

話を聞くと、

ゆとり世代は

パワハラ上司の言っていることがそもそも理解できない、理解しようともしていない、

何でこの人は怒っているのか

ただ切れてるだけのおじさんに見えてる

のだとか。

さとり世代は

ずっと冷めて見ている

「まあ、俺には関係ないっす。なんかあったら辞めるんで。」

と言い

「なんなら鼻で笑っている感じだった」とのことでした(^_^;)。

 

パワハラ上司とて、何も考えずに怒っているのではなくて

結果を出したい、

もっと頑張って結果を出したほうが楽しいではないか、という気持ちも伝わらないわけではなく、

対する「さとり世代」は

仕事にそこまで楽しさを求めていないんで」と言っていた

そうでした。

 

その「かみあわなさ」を楽しめる人もいます。

自分が上司の暴言に悩んでいても、周囲にけろりとして悩んでいないような人がいたら、

どのようにそれに対処しているのか、

聞いてみるのも有効的です。

私も店長会議などに出席すると、侮蔑されるような言葉が飛び交い、心が折れてしまいそうでした。

実際、耐えきれずに辞めてしまう人は多いのです。

先輩社員をお手本にしているうちに

地味に抵抗力をつけていった

経緯があります。

パワハラ上司に弱気になってはいけない

仕事しているときは、

私よりも20歳も年上の人から、上司の暴言について相談されたことがありました。

あの人は人権を侵害するような発言をする

人によっては、そのように捉え思い悩む人もいます。

上司は特徴のある言い回し「○○節」でネチネチと攻撃するタイプでしたので、

言い返せば益々心がへこみます。

私自身は、

「彼も、扱いかた次第では味方に出来る人」と言ったものの、確かに慣れない人は苦手なタイプと感じるかもしれないな、とも思いました。

「受け止め方」もいろいろ

なのです。

非常に「苦手」なタイプの人の発言が「パワハラ」のように感じ、その人の心には突き刺さってしまう

こともあります。

他にも「気分で態度を変える」

無茶なことを言ってくる

部下の首を掴んで暴言を吐くような暴力タイプ

もいるでしょう。

女性のパワハラ上司は、状況をみて上手に隠すので、解決に至るまでが難しかったりします。

 

私個人が見ていて思うのは、

上司の中には、自分より上の人物の指示には非常に従順であるのに、

部下の扱いについては、

どうしていいかわからず、

稚拙なやり方になってしまうように思います。

でも、部下には

強く見せなければいけない、

弱い奴ほどよく吠える

というけれど、実際、

状況を理解して知恵を働かせる力に乏しい

ために、その心の被害を被ってしまうことがあります。

 

いずれの場合も「パワハラ」は違法なので、強気でいくことが大切です。

今はそうした相談窓口もあり、力になってくれます。

ハラスメント悩み相談室 0120-714-864

みんなの人権110番 0570-003-110

労働条件相談ホットライン 0120-811-610

冷静な態度をとりながらも法的な措置をとりますよという姿勢も大切、そして

周囲の味方になってもらえそうな人に「SOS」を発信してみることも大切です。

私も「SOS」を発信した一人で、最もあわないと思っていた人がそれを受け止めてくれ、強固な関係を築いたことがあります。

案外パワハラ上司が(そうとは知らずに)社内の結束に貢献していることもあります。

「みんなで対策を考え」取り組み「信頼」関係が強まることで、あなた自身の心も救われます。

◆パワハラ上司は爆発物。自分を守ろう

私はTVドラマ「相棒」が好きで見ているので、

「パワハラ上司」に、片桐竜次さん扮する内村刑事部長なんかを思い起こすのですが、

あの傍にいる中園参事官のような組み合わせだとうまくいくんだなぁ、と思わされます。

内村刑事部長はなかなか愛されにくい体質であったりするので、

何かあるとさっと来てくれ、

何も言わなくても横で自分のプライドを持ち上げてくれる存在がいるだけで、心強くいられるわけです。

パワハラ上司は、責任はとりだがりません。

私の元いた会社は、クリーニング業界でしたので、クレームも多く発生しました。

そのような会社では、自分が請け負ったことの殆どは自力で解決しなくてはならない

ような風潮になりがちです。

だれだって怒られたくはないから、たらい回しにして逃げてしまうのです。

上司は普段は威勢のいいことを言っていてもあてにはならず、結局自分のせいにされ追い込まれて退職した人もいます。

とりあえず

メールなど、普段からこまめに連絡をいれ「あとで残る」ような形式だけはとっていき、

自分だけが責任を背負わされないように

しましょう

上司や上司の上の人に問われても

あの時、上司には相談しました(よね?)

と言うことはできます。

上司のパワハラは、

「物事を積極的に」受け止めることができない

ゆえであったりもするのです。

自分の思い通りに事が進まないとき、

「こんなことが自分の身に起こる」ことが耐えられなくなる、

「そのような不幸は自分には相応しくない」とさえ考えます。

「柔軟」な思考で人生を楽しむことができない、という点で「困っている人」と言い換えることもできます。

そうでない人には理解できなくて当然で、

彼・彼女達は、自分の願望の方が他人の願望よりも大切

だと思っていたりするのです。

 

だから、何か問題が起きると、

爆発物のように過剰な行動で人をかき回す

わけです。

そのような人物は、大きな顔をしてはいても、

物事が思い通りにならないことに対し、機嫌を損ねているうちに好機を逃し、

益々思うように物事が展開しないという悪循環に陥りながらも、

他方では、会社で認められる存在でいたいという欲求もあって「もがいて」いる人

なのです。

 

一方で、周りの人は

上司の起こした爆風に煽られ怪我をしたり、

近くにいても運良くかわせた人、状況を素早く察知して逃げる人様々です。

こちら側はこちら側で「忍耐力」を試され、物事を「客観的」に見ることを教わりながら

心地よく生きる術を追求しながら生きいけばよいのだ、

時にはそんな風に考え、強い精神でたち、心まで破壊されないようにしましょう。

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