人間関係

人から距離を置かれてる、って思うのですか

12月 8, 2020

◆人は、他の人との関わり合いを通して自分を発見していく

私達は

他の人との関わりあいを通して

自分を発見していく存在です。

 

このテーマの記事をつくるにあたり、他の人の意見も聞いてみたのですが、

驚くことに

人から距離を置かれるというのは、

本人に何か原因があるんじゃない?

と考える人は、案外いるのです。

別な言い方をすると、

理由がない限り、自分から距離を置くとかしない、

って考えている人のほうが多いということになります。

でも、

自分ではそうされるような「悪いことをした」

記憶がなくて

どう対処したらよいかわからず悩んでしまうことがあります。

そんなあなたの心に視点を向け、今回は考察してみたいと思います。

◆人の期待にこたえ、自分とは違う人を演じ続ける人生を終えよう

話をしていたり一緒に行動したりするなかで

この人と自分は違うところが多いな

と感じると、相手もそれを察知して離れていく・・

これはまったくもって自然なことではないか、と思います。

あなたは、

人に対して過剰に意識をつぎ込んでしまっている

のかもしれません。

相手にあわせなくてはいけない、

相手の意志や期待にあわせて

自分を演じなくてはいけないような気持ちになってしまうとしたら、

それはとても疲れること

です。

エネルギーが有り余っている状態ならできても、

そうではない時だってありますよね。

自分本来の個性や感情を無視したり、

考えをねじ曲げて生きるのは、とてもしんどいこと

です。

それは、

自分の中の秩序を乱す行為だから

です。

では、どうすればよいのでしょうか。

あなたは

他の人に構わず、心おきなく楽しんだらいい!

のではないでしょうか。

あなたは、

その人のために生きているわけではない

からです。

また、

自分の心の声に従い楽しくしているほうが、その場の空気を明るくし雰囲気をよくしているのですから、

人が離れていくという、不思議な現象は起きません。もしも

それでも離れていくというのなら、

そういう人を

追わない

ことです。

その人が離れることで、あなたの元には新しい人が送り込まれます。

◆人から距離を置かれ、寂しいと感じたら、ちょっとだけ「参加」していこう

人の反応を伺いながら交流しているとき、あなたを不安に陥らせる、

こんな状況があるかもしれません。

ランチタイムに、自分だけ入っていけないような話題で盛り上がっていて、一人浮いてしまう

ような状況です。

男の子を育てたことがない人や、スポーツに興味が無い人が、

昨日、息子が野球でね・・

なんていう話題に巻き込まれたら、

話に加われなくて、自分だけのけ者にされてるように感じて、

その場にいることが辛くなってしまう

かもしれません。

主婦であること、子供を育てていること、同じ会社で働いていること、女性であること

などなど、

立場的に共感しあえる間柄でも

「差」のほうに意識が向いてしまうと、自分だけ疎外されてるように感じいたたまれなくなる

ことってあります。

そうでなくとも、

そこで何か意見をいって盛り上げなくては、と焦って言ったことが、

場をしらけさせてしまう、なんてことがあるかもしれません。

あなたは、

とても真面目な人

なのです。

でも、相手が求めているのは、たいてい

その話を通して「自分を理解して」もらうこと

なのです。

息子や彼氏の活躍を自分の手柄のように思う、その気持ちは事実だとしても、

もっと奥にある心の声は、

私のこと、「凄い!」って言って!

ということなのです。

この話の中に、

その人の素顔が、真実があるかもしれない、

心の声を聞いてみようと思えば、どんな話に加わることもでき、興味を持って聞くことができます。

心の声をいち早く察知すれば

「えー!いいなぁ。私、野球も知らんし息子もいないけど、

いたら野球させたくなっちゃう。」

なんて話もできます。

あなたは、

そんなことは面倒だ!

と思うかもしれませんが、

真面目なあなただからこそ「外交術」を学ぶうってつけの機会にする

のがお勧めです。

そうして自分の不足部分を補いあっていけるのが、

人間関係のいいところです。

悩まなければそれでよし、

悩むなら、

何か意味をみつけて自分の中に不足しているものを取り入れていこう、

と思うようにしてはどうでしょう。

 

最初にお話ししたように、

私達は、人との関わり合いの中で、変わっていきます。

僅かな繋がりであったとしても、

私達は過去の自分のままではいられなくなります。

関わりあいの中で、相手は

複雑な自分の側面の一端を見せてくれたり、

変化させるべきところを刺激してくれます

もっと言うなら、

あなたがそのことに気付くまで、

そういう役割を担ってくれる存在に巡り会い続ける

でしょう。

 

「人間関係」の中で、

なんらかの可能性を見いだそうとすること

は、決して無駄ではありません。

人を理解しようとする行為は、大切なことです。

あなたも相手も、他者から「理解されたい」、という密かな願いを抱えながら生きているに違いないからです。

 

相手を尊重する心と愛

をもっていれば大丈夫、そして

あなたらしく自然にいるのが一番です。

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