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「意地悪されやすい」と感じているあなたへ

12月 17, 2020

── それは、あなたが“スペシャル”だからこそ起きていること


📝目次


◆「なぜか意地悪される…」それは、あなたが“白くない冷や麦”だから

「自分って、人から意地悪されやすいのかも」
そう思ったことはありませんか?

私は、正直よくありました。
攻撃されたり、無視されたり、理由のわからない距離を取られたり…。

数年前、そんな出来事の“答え”のような瞬間がありました。

ある日、

元職場の人たちの集まりに呼ばれたときのこと。元同僚から

こんな打診があったのです。

ちょっと困っている人がいるんだけど、話しきいてあげてくれる?

その“今、大変なことになっている人”は、私の顔を見るなり

「ああ……」と納得したような表情

をされたのです。

私が、どうして同じ事務仕事をする仲間たちから、邪見にされていたかわかった、

という顔をされていました。

それについて触れる機会はなかったのですが、

別の人にはこう言われました。

「どこか、みんなと“違う”雰囲気があったよね。」

自分では気づけないけれど、人には“違い”として映っていたのかもしれません。
でもその“違い”こそが、あなたの特別さなのです。

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◆臆病な人ほど、グループで意地悪をする

あなたに

意地悪をしてくる人たちは、一人では動かず、グループになっていませんか?
群れる人たちは臆病です。

一人でも平気な人、志を持った人に、そのような人はいません。

そのような人  ーつまりあなたは、
彼らには「怖い存在」に映ってしまうのかもしれません。

こんな素敵な言葉をご紹介します。

冷や麦の中に、たまにピンクや青の麺が混じってるでしょ?
今のあなたは、まさにその“ピンクの麺”なの。
ピンクが嫌なら、金色になればいい。
わざわざ“白い麺”になろうとするなんて、もったいないじゃん。
― 綾戸智恵『16歳の教科書2』より

あなたの“色”を変える必要なんてない。
世の中には、あなたの色を素敵だと思ってくれる人が必ずいます。

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◆うまくいってしまうあなたへの「仕返し」かもしれない

あなたは寛大で控えめ、どこか人とは違うオーラを持っていませんか?

そんなあなたに対して攻撃的になるのは、

嫉妬や妬みを感じている

からかもしれない、

「あなたなら許してくれそう」
そんな理不尽な理由で、ターゲットにされることもあります。

そんなときにこそ、自分軸を持って、
揺れない心で、こう思ってみてください。

今世の私は

“人間を学ぶ”という課題に、本気で取り組もうとしている、

このような視点で見たとき、意地悪な人さえも、あなたの成長に一役買ってくれている

存在であると思えます。

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◆意地悪されていても、「意地悪されている」と思わなくてもいい

職場で、こんな置き手紙がありました。

「○○さんが私のことを嫌いって言ってたと聞きました。本当ですか?」

明らかに“反応を見たい”意図がありました。

私はただ、こう書きました。

「誤解かと思います。○○のときには助けてもらいましたし、感謝しています。」

いつもありがとう。

以後、

私は“いい意味で鈍感”を装うようにしました。

誰かが敵対的な態度をとってきても、相手の挑発に乗る必要はありません。

意地悪にいちいち反応して消耗するのは、もったいない、

私は「おめでたい人」であり続けよう

と思いました。

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◆アンドリュー・ヤングのように、相手の“人間”を見ていく

米国で黒人初の国連大使となったアンドリュー・ヤング氏。

かつて、彼が人種差別と闘ったキング牧師に面会しようとしたとき、
警官にこう言われました。

「こっちのチビの黒ん坊が、あっちのデカい黒ん坊に会いたいそうだ。」

それを聞いたキング牧師はこう返しました。

「それは、

君に課せられた問題なのだ。

その巡査部長と、どう関係を築くかを考えなさい。」

次の面会で、ヤング氏は笑顔で名前を呼び、挨拶し、会話を始めました。

「おはようございます。ハミルトン巡査部長。ご機嫌いかがですか」と。

これには、巡査部長もあたふた。すかさず彼はいうのです。

「フットボールの経験がおありなのですか」(巡査部長が、まるで相撲取りのような体格だったから)

彼は笑い、

自身の出身校や同郷の話にまで会話が弾み、その後も語り合う中で、友人のような関係を築いていったそうでした。

 

20年後、その巡査部長は彼の演説を聴きに訪れ、こう言いました。

「あのとき、あなたたちが私と向き合ってくれなければ、今も私は昔のままだったでしょう。
今日はお礼が言いたかったのです。」

人の心は変わります。
それを信じる力こそが、あなたの“精神の力”です。

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◆まとめ:あなたは変わる必要などない

「意地悪されやすい」と悩んでいるあなたへ。

それは、あなたが優しく、寛大で、純粋だからこそ。

相手の態度に合わせて、自分を変えようとしないでください。
あなたの色は、そのままでいい、
いや、むしろその色こそが“金色”なのです。

あなたが肩の力を抜いたとき、本来の魅力があふれ出します。

そしてその優しさは、いつか必ず届き、
人の心の壁をとかしてゆきます。

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