スピリチュアル 日常の謎

日常の謎<4>虫が気になるのは偶然だろうか

8月 27, 2025

最近、なぜか

ある特定の虫に出会うことが増えた

と感じることはありませんか。

「季節だから」「場所がそうだから」と言ってしまえばそれまでですが、

なぜか印象に残ったり、心に引っかかるような出会い方をする虫がいます。

スピリチュアルな世界では、虫もまた「メッセンジャー」だと考えられています。

自然界に生きる存在は、それぞれ特有の波動を持ち、私たちの心の状態や人生のタイミングを映し出してくれるのです。

私の身近にも、

蝶・カメムシ・トンボ・ゴキブリ・アリ・クモ・・と印象的な出会いをする人達がいました。

振り返ってみると、その人達の時々の時期と重なっていたことを感じるのです。

それは偶然以上の「小さなサイン」だったのかもしれません。


蝶 ― 魂の成長と変容の象徴

転職を迷っていた時期、蝶が何度も現れ、

あるときは、フロントガラスにぶつかってきた、とは、うちの4女の話です。

私自身は、部屋の壁一面に蝶がとまっている<夢>を見たことがあります。

自分の殻を破って挑戦しようと思った時期でした。

蝶は「さなぎから成虫へ」という変態の過程を持つ生き物です。

その姿は、

魂の成長、変容、そして「新しいステージへの旅立ち」を象徴しています。

あなたが、もし

転職のタイミングで蝶に出会うのだとしたら、それは

**「もう古い自分を手放していい」「新しい扉を開いても大丈夫」**という祝福のサイン

であるのかもしれません。


🪲カメムシ ― 境界線と浄化のメッセージ

3女の家の扉にだけ、なぜかカメムシがとまることがありました。

3女は人一倍「気にする」性格で、

私はそこまで気にしないのですが、会うたびに

「自分の家の前にだけ、なんでくるの?」とぼやいていました。

1階や2階ならまだしも、彼女の部屋は「5階」だったのです。

賃貸住宅だったため、管理人さんに連絡してなんとかしてほしい、と訴えたり、自分でも

虫よけ商品を購入したりと、四苦八苦していました。

 

カメムシは嫌な臭いを放つことで敵を遠ざけます。

その性質は、スピリチュアルにおいて

「境界線を守る」「不要な縁を遠ざける」力の象徴とされています。

その頃の3女は、あまり人を家に近づけたがりませんでした。

それというのも、実家では姉と共有の部屋で、何かと部屋を追い出され、また

何かと都合のいいように用事を頼まれ・・、

彼女にとっては、ようやく見つけた「自分だけの居場所」だったのです。

つまりこれは、

**「今は他人に踏み込ませず、自分のスペースを守るとき」**というサインだった

のかもしれません。


トンボ ― 過去を超えて魂が前進するとき

これは私のことなんですが、

最近、出かけるとトンボによく出会います。ある場所では、大量のトンボに囲まれることもありました。

スピリチュアルで

トンボは「真実」「前進」「霊的な再生」の象徴。

水辺から空へと生き場を変えるトンボは、「過去を手放して、より高い次元へと進む存在」なのです。

ちょうどその頃、私はかつて挫折した「バスガイド」に再チャレンジ

ー「ツアー・コンダクターになる」決意をしたところでした。

あの大量のトンボは、

**「過去はもう終わった。新しい自分で前へ進める」**という魂からの祝福だった

のかもしれません。


🪳ゴキブリ ― 闇とサバイバル、そして浄化の象徴

以前住んでいた家では、ゴキブリの出現に頭を悩ませました。

当時の家は

義理の祖父母を含め4世代の同居。子ども4人を育てながら経済的にも大変で、休みなく働き続けた時期です。

家は大変古く、ゴキブリはおろか、ねずみや蛇を見て気絶しそうになったこともあります。

スピリチュアルな視点では、

ゴキブリは「澱んだエネルギー」「重苦しい環境」の象徴。

現実的なストレスや抑圧が溜まると、ゴキブリが現れやすいとも言われます。

けれど同時に、ゴキブリはどんな環境でも生き抜く「サバイバルエネルギー」の化身。

**「あなたには生き延びる力がある」「この困難を必ず乗り越えられる」**

という、逆境の中でのメッセージでもあったのでしょう。
(今だから、そう思える(;´∀`)


🐜 蟻 ― コツコツの象徴

ある時期、家の一部屋に小さな蟻が集まってきました。

最初のうちは

子どもたちがお菓子を食べるから?と思い、仕方ないなぁ、と

蟻よけ対策をしました。

でも、どうしてか私がPCを置いている部屋だけに来ます。「なぜこの部屋だけ?」と不思議に思いました。

スピリチュアルにおいて

蟻は、 勤勉さ・協力・積み重ね の象徴です。

見えないところで仲間と力を合わせ、ひとつひとつを持ち帰り、大きな巣を築いていく存在。

これはまさに、私自身のブログのことと重なります。

「読んでくれる人、いるんかな」と思いつつも、ただ好きで、(いまも)コツコツ毎日書き続けている(;´∀`)わけです。

そうした小さな積み重ねは、

目に見える形ではなくても、必ずどこかにつながっている――

蟻はそんな風に、私にそっと教えてくれていたのかもしれません。


🕷️蜘蛛 ― 運命の糸と守護のサイン

最後にもうひとつ。最近は「小さなかわいい蜘蛛」との出会いがあります。

どういうわけか、はらってもはらっても、車にのるたび、ドアミラー部分に新しい巣をこしらえるし、運転中に、

ドアミラーの上を小さな蜘蛛が遊んで(みたいに見える)いるのを発見して驚いたり。

以前、蜘蛛は「世界一苦手な虫(?)」でした。でも、

今の私は蜘蛛を「害虫を食べてくれる守り手」と感じているし、大きな蜘蛛ではないので、

室内で見つけても退治せず、ときにはお風呂でおぼれそうになっているのを助けてあげることもあります。

スピリチュアルに蜘蛛は「運命の糸を紡ぐ存在」「見えない守護者」とされます。

小さな蜘蛛に出会うのは、優しいサポートや目に見えない守りがそばにあるサイン。

また「与えた優しさが自分に返ってくる」循環の象徴でもあります。

大げさな変化ではなくても、

日常の小さな出来事の中に、未来へ続く糸が確かに紡がれている。

蜘蛛との出会いは、そんなことを教えてくれているのかもしれません。

そして

不思議なのは、その蜘蛛がよく巣をつくるのが「車のドアミラー」であること。
ミラーは、これから進む方向を映すものです。

そこに蜘蛛が巣を張るのは、
「未来の道に、見えない守りと導きが働いている」
というサインにも思えます。

 


今日も車を走らせるとき、小さな守護者がそっと未来を見守ってくれている

――そんな風に受け取ると、毎日の道のりが少し心強くなります。

ここまで書き終えた昨日、

名古屋「ノリタケの森」の公園で、川の前に座っていると、

川面に

小さな波紋が幾重にも広がり、一瞬「雨が降ってきたのかな」と錯覚し慌てました。

けれど、それは

「アメンボ」の群れ。沢山のアメンボたちが、水面をすいすいと泳いでいたのです。

最近はあまり見かけないので(Σ(・□・)オオッ)ちょっとテンションがあがりました。

アメンボは、

水面(感情や潜在意識)と空気(意識や思考)の境界を軽やかに渡る存在。

そして、バランスと調和を象徴するメッセンジャーです。

その日は、次回ツアーの打ち合わせと前回の報告書提出のための出勤でした。

まだ駆け出しの私は、先輩方の厳しい視線にいたたまれなくなることもあります。😞

けれど、この日の

アメンボたちの姿は「人間関係や環境における調和」を告げているかのよう、

「ほら、こんな風に軽やかに」と、緊張しいの私にお手本を見せてくれているようでもありました。

実際、この日は先輩たちから様々助言をいただき、とてもスムーズに物事が進んだのです。

 

虫たちとの出会いは、ただの偶然に見えるかもしれません。

でも、心に残る出会い方をしたとき、それは私たちの魂が気づいてほしいサインであることが多いのです。

→ 変化と祝福、新しい始まり

カメムシ → 境界線と浄化

トンボ → 過去を超え、未来へ前進する力

ゴキブリ → 澱みとサバイバルの象徴

→ 忍耐と積み重ねが実を結ぶ象徴

蜘蛛→静かなる守護者、人生の繋がりを示す

アメンボ → 境界を渡り、感情と意識のバランスをとる象徴

 

もしあなたが「虫が気になる」と感じたなら――

その瞬間の自分の感情や、置かれている状況を静かに観察してみてください。

「嬉しい」「不安」「守りたい」「挑戦したい」……そんな心の声が虫を通して現れていることもあります。

スピリチュアルなサインは、特別な場所ではなく、日常の小さな出会いの中に潜んでいるのです。


**追加

最近、思いがけないことがありました。

自宅の屋外にあるホースリール(ホース収納箱)の

中から大量の蜂が飛び出してきたのでした。

後で見てみると、ホースの箱の中は蜂の巣でいっぱい。
あの狭い場所で、見えないところで、せっせと巣を作っていたのです。

蜂は「使命・努力・共同体」の象徴。
そして巣は「自分の居場所」「積み上げの成果」を意味します。

まるで、私自身の内側を見せられたようでした。

蜂 → 使命と努力が実を結ぶ、繁栄と協調の象徴

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