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幸せへの近道は変化し続けて生きることNO2

11月 14, 2020

 

私達は社会の中で生きているので、自分が望んでいないにも関わらず、

外側で起きることに翻弄されたり、

否応なく変化させられる

ことって、あると思います。

私は怠け者なので、

なるべくそういうことが起こらなければいいと思うのですが、

本当に何も起こらないままであったなら、きっとここまで成長することはできなかっただろうな、とも思います。

〇〇をしたら、自分の世界が変わる!

と決まった形があるわけではなくて、

思い切って変化に身を投じると思ってもみなかった方向に生きることになったり、

能力が開花されたりします。

こんなことを言うと、なにか突然大きなことをしなければいけないのかと思うかもしれませんが、

世間をあっと言わせるようなことをする必要はないし、

自分にはあんなこと、できない

って思う必要もないと思います。

自分の今いる場所で、ほんの小さな方向転換を試みる

ー例えばいつもは話かけないような人に、優しい言葉をかける、なんてことだって、全然良いのではないでしょうか。

このことについて、ある

SF小説を思いだすのですが、『A Sound Of Thunder(雷のような音)』の中で、

ひとりのタイムトラベラーが時間をさかのぼり、蝶を踏んでしまいます。

そして、

この行動が世界の未来を変えてしまう、というお話です。

あらゆるものが(それがどれほど小さなものであっても)、この環境秩序においてそれぞれの役割を担って」います

それを示唆する

このお話しは、「バタフライ効果」に基づいていると思うのですが、

これは

地球上のどこかで蝶が羽ばたくだけで、その裏側ではハリケーンが起きる

というもので、

ほんの些細な出来事が、結果としては大きく世界の事象を変えていく事もある

ということの比喩です。

 

「幸せ」について考えるとき、

お金抜きに考えることはないと思います。

どんな綺麗ごとを言っても所詮お金だよ、

という人もいるし、それはその人の本心なのでしょう。

でも、

世界で一番お金もちになったら、世界一幸せになれるのか?

というと、どうなのでしょう。

どんなところにいても、

その場所で「楽しい」と心から思えること

ができる人のほうが幸せではないか、と考えるのです。

 

私はお金もちでもないし、何かに秀でているわけではありません。

なので、それを正当化したいだけなのかもしれない、でも、

自分の得意を通して新しい何かに取り組んだとき、いつもとは違うことが起きる、

このことをよく実感します。

ちょっとした変化を起こして

生きる力を与えてくれるもの、豊かな愛を経験させてもらえるものに出逢い続ける、

これまでとは違った「行動を起こす」ことに、とても意味があるように感じられてならないのです。

あなたも、そういう体験をしていて、そのことを

不思議だなぁ、

と思っているかもしれません。

 

私は仏法を学んでいますが、探求するほど、

この世界はそう仕組みなのだ

とわかります。

 

この先にお話しする「九識論」についてを学んで、

そう理解したことがあります。

ただ、難しい話が得意ではない私は、眠気に襲われるかもしれないので 「こんな感じかな」というところで終わります。

スピリチュアルに精通している人は、ユングが研究した心の深層についてもご存知でしょう。

「五感」→「理性」→「エゴ」→「集合無意識」

といった感じになると思います。

仏法では

「五識」→「六識」→「七識」→「八識」

五感 → 合理的思考 → エゴ・自我 → 宿業

といった風に、分けられています。

この先に「九識」があり、それは

宇宙意識

とも呼ばれています。

宇宙意識とは、

地下水のようなもの

で、仏法では、

動物も植物も、岩石・太陽・月さえも宇宙意識を持っている

と考えます。

また、

「成就壊空」を繰り返すものは、広い意味の宇宙生命であり、

それらは交流しあい、影響し合っています。

交流しあい、影響し合っているのだと考えれば、先の

「蝶が羽ばたいただけで」地球の反対側にまで影響が及ぶ、

というのも、

当然のことなのかもしれません。

 

エゴをコントロールするのって、本当に難しい

のです。

例えばの話、

私の周りに、最近やっとタバコをやめたという人が結構いるのですが、

そういう人達から話をきく限り、

本来タバコは身体に悪い、ということは、みなわかっているのです。

 

タバコは、受動喫煙などの被害だってもたらします。

そうとわかっていても、自分の欲求を満足させたい、という心が働いて

やめられないのです。

七識エゴの影響は、六識(心)の影響よりも根源的です。

「五感」は、「六識」によって制御統括され、「六識」は、七識(自我・エゴ)から突き上げてくる

自己保存・自己拡大の欲求によって、大きく影響されます。

七識(エゴ)は、八識(カルマ)によって深く影響されています。

つまり、

人の手や足は、思考・心によって制御統括され、

心は、自我・エゴから突き上げてくる

自己保存・自己拡大の欲求によって、大きく影響される、

エゴは、カルマによって深く影響される

わけです。

 

「禅」や「超越瞑想法」などによって、多少は潜在意識の世界に入れるかもしれません。

でも、

この八識(カルマ)を変えない限り、その人の生命状態は本質的には変わらない

のだそうです。

 

カルマ(宿業)を転換するためには、

宇宙意識の力を借りながら自分を改革していかなくてはならない

のです。

 

カルマが変化した時、

それは七識(エゴ・自我)に影響します。

そして、いろんな精神的・感情的な問題が取り除かれ、その結果

六識()の方も改善され、さらに身体的な面もよくなる、

こんな風に考えられるのだそうですよ。

ただ、カルマについてはあまり躍起になって考える必要はないと思います。

それは過去の記事

カルマに縛られて生きてはいけない」でもお伝えしています。

やはり「今 ここ」が大切です。

過去を知りたければ今を知ればよく、未来もまた今の延長上にあるので、今を見ればだいたいわかります。

「ちょっとした変化」を起こすことで、決まっているように見えた未来がかわっていくとしたら・・?

 

過去の出来事も、

今のあなた次第で「善」だったことが「悪」にもなりえ、「悪」だったものが「善」にかわっていく

のです。

全ては「今のあなた」の中にありその強い生命力によってすべてが塗り替えられてゆくのです。

 

変化し続けることは、

あなたの人生を、最大限に活かすことでもあり、それが運命に愛される人の通り道

であるようにも思います。

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