◆自分を過小評価する癖がついていませんか
今日は星占いで有名な「石井ゆかりさん」がラジオのゲストで登場する!ということで、ファンである私は
その時間までに娘を送って、市内の図書館に行って・・ガソリンスタンドに寄って・・10時までには完璧に家に居られるようにしよう!
と思っていたのに、少し時間が空いてしまったおかげで、他の作業に没頭してしまった!!
私なんて馬鹿なんだぁ!!と自分を責めたくなりました。
気付いた時間はご本人がちょうど退出された時間・・やってもうた!アラームにしておけばよかった!!・・時遅し。
(ラジコには便利な「フリータイム」機能があるのでした。よって、聴き逃した放送は無事聴くことができたのでした(^_^))
そんな風で、
『私は「いつもどこか抜けてる人」なのです。』
・・そんな評価を、あなたは自分に下しながら生きてはいませんか。
本来の力を低く見積もっているという意味で、心理学の世界では「ディスカウント」(値引き)という言葉が用いられます。
「自分はあの人のように優秀ではない」などのように、自らの存在を否定的に捉え、自分に低い評価を与えるのが値引きです。
先のように「軽いノリ」でならともかく、自分をそうだと「決めつけて」しまっていたり、自分以外の人を責める時に、このような評価を下していることもあります。
例えば
「あなたはどうして、こんなこともわからないの!?」などという言葉もそうです。
もしもそのような言葉にあなたが頷いているとしたら、本来のあなたは悲しく、さびしい思いをしています。
また、それではただ現実を歪めるだけ。問題を積極的に解決し、物事をよりよい方向へと変えていくことはできません。
「自分を愛し、大切にし、信じていくこと」それをどうにか伝えたくて随所にメッセージを送っていますが、私も含めてそうなのですが、日本の「謙遜」という美徳があいまって、「ありのまま」の自分を認めるのは簡単ではありません。
◆自分を過小評価していても、胸中の「太陽」は輝く時を待っている
そこで今回は、あなたが本来、「太陽」のように自ら光りを放つ存在であるということを「木星」と「太陽」の話に触れお伝えしたいと思います。
木星は「太陽になりそこねた星」とも言われています。
木星は太陽についで最も多くのガスやちりを集めたことで知られていますが、そのガスやちりの質量の不足であったため、核融合を引き起こすまでの高温・高圧状態にならなかったのです。
太陽の形成は、宇宙空間に漂う無数のガスやちりを太陽の卵が、ものすごい勢いで自らの圏内に巻き込み、拡大していったことで起こりました。
「みんなこっちに集まれ!一緒に進もう!」と、苦労や苦難をすべて良い方向へ回転させながら雪だるま式に大きくなっっていったのです。
どんどん勢いがつき、連続運動のはてに、在るとき突然自らの力で「熱」と「光」を放ちはじめました。
太陽はぎりぎりまで回転しぬき、ぎりぎりまで自身の行動に徹し抜いた結果、忽然として自己本然の姿を現わしたわけです。
この法則は人間にも・組織にも・国家にもあてはまります。
諦めず→動く→学ぶ→語る(人と苦難をわかちあう)→また学ぶ
それでも!それでも!という連続運動があって、あるとき、パーッと大きく拓けてきます。
あなたの生命は大宇宙とともに律動しています。
胸中の太陽は輝く時を待っています。
せっかくの可能性をもちながら途中で諦め、チャンスを逃して輝くことができなければ、悔やんでも悔やみきれません。
私自身、今でもちょっとしたことで自分が「ちりのように小さな存在」に思え、その心と闘うことがあります。
けれど、「宇宙の実相」については、一つの微塵・ひとつの原子の中にも、巨大な可能性が秘められていると言われています。
それを自覚・確信するか否かの違いなのであり、自身がそうだと決めることが大切です。
全てはあなたの、「核」となる一念次第なのです。
それにより、考えられないほどの力が湧いてきます。
他者に対しても慈愛の眼差しで、内なる可能性に期待を寄せていくことが自体を打開することにも、周りの環境を大きく変えていくことにも繋がります。