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人間関係をよくする「陰褒め」(ウインザー効果)

7月 4, 2020

 

 

◆「陰褒め」は効果的な伝達手段

陰で誰かに褒められていると知った時、嬉しくなりますよね。

人前で堂々褒められるのより、そっちのほうが記憶に残っていたりしませんか。

これは心理学的にも「ウインザー効果」と呼ばれていて、効果的な情報伝達手段なんです。

職場でも是非活用してみてくださいね。

どうせなら、その人に向けて直接褒めたい!

と、あなたは思うかもしれません。

それは勿論大切なこと。

ただ、「ありがとう」というお礼の言葉や感謝の気持ちを期待しない、

見返りのない行為だったからこそ、人の心を動かす

ことがあります。

随分前に、かのビートたけしさんの本を読んだ時、自分の母親が

陰で人を褒める達人だった、

という話が載っていました。

だから多くの人に愛されていたのだなあ、

と納得したものです。

それだけで、この記事が終わってしまうくらい説得力がありますよね。

◆「陰褒め」を効果的に使ったあの日のこと

私がこの「ウインザー効果」というメカニズムを知ったのは随分後ですが、

忘れられないエピソードがあります。

失敗でもあり、成功でもあるような話です。

私には娘が4人いますが、

2番目の娘が受験を控え、3年生の3学期になって始めて

塾に行きたい

と言い出したわけです。

ぎりぎりまで、部活動に精力を上げていたからでした。

実は、

うちの子供達は塾に行かせたことがないので、そういわれてもどこの塾が良いかわからず、

しかも

そんなぎりぎりで入塾できるのか!?

といった驚き・焦り・困惑が入り交じり、私はほとんどパニック状態でした。

勿論、

本人が「行きたい」というのですから、

ここは親として出来る限りの応援をしたいと思い、なんとか知人を頼って入塾させたのでした。

しかし!

この塾の先生は男性でちょっと変わり者(に思える)

方針やら気性やら難し過ぎるし、

ちょっと(どころか、めちゃくちゃ)ワンマンで高圧的なところがありました。

強いて良くいうなら、教育熱心というところでしょうか。

2女なりに頑張って通っていたのですが、とうとう音を上げ泣きついてきました。

もう ついていけない!

同時期、その塾の先生からも連絡が入り、

一度お話したい

と言われ、一体どうなっているのか、

娘なしで懇談の機会を設けてもらいました。

すると、開口一番こう言われたのです。

一体、どういう躾をしているのか知りませんが・・

と。

そして随分な誤解があるなあ、と思いながら先生の言葉をただただ、聞いていました。

そして最後は

こちらの言い分は伝えましたので、あとはそちらで判断してください。

というものでした。

それは、

こっちはやめてもらって結構です、

という言い方にも聞こえました。

私は呆れたものの、受験はすぐそこに迫っているし、今さら他に移るなんて考えられない、

先生がこんなに娘のことを誤解している、娘にこのことを伝えたら余計にうまくいかなくなる、

一体二人のために自分はどうしたらいいんだ?!

家路に車を走らせながら、ぐるぐる考えこんでしまいました。

当然、娘は私の顔を見るなり

どうだった?何か言ってた?

と聞きました。

私は、

短く簡潔にこう言いました。

生、凄く褒めていたよ。あえて塾では強いこと言ってしまうけど、

本当はあの子は出来る子だからって。

 

え。そうなの?

と娘。

私はこのやりとりの中で、

半分は嘘をついているドキドキがありましたが、その後、先生との定期懇談で、

いったい、どういう風に言われた(説得した)のかわかりませんが、最近の○○さん、随分良くなりました。

という一言に、

ガッツポーズしたのは言うまでもありません。

無事に高校進学を果たし、大人になった今、ようやくそのいきさつを打ち明けました。

もう、本人はなあ~んにも気にしてはいませんが。

何かあったときの切り札として

ウインザー効果というものがある、

ということは覚えておくといいかな、と思います。

怒りを感じ、つい悪く言いたくなることってあると思いますが、

相手のためというよりも、自分のためにずっとよい結果をもたらすはずですよ!

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