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悪口ばかり言う人に困っているのですか

1月 26, 2021

◆悪口ばかり言う人達に、なぜか惑わされてしまう私達

平穏な日常をかき乱されるような出来事が、降って湧いてくることがあります。

何かの出来事をきっかけに、

安定していた生活が突然消え去る

ことがあります。

幸福や正義といったことを巡って心を対立させるような事態

が起きると、惑わされたり、暗い場所に落ちていくように感じさせられる

ことがあります。

 

以前の記事でもお話しましたが、

かつて、私が勤めていた会社の半数以上が女性でした。この職場で、私の心は鍛えられました。

・・と、思えるのならいいのですが、なかなかそう思えることばかりではありませんでした。

今考えても

いくらなんでも、あれはないんじゃないか

と思えるようなことが沢山ありました。

今回はその一つ、

人の悪口を言う人

について対処法とはいえないかもしれませんが、どう考えたらよいのか考察してみたいと思います。

◆悪口ばかり言う人は、意外にも友人が多かったりする

人のことを「悪く言う」のがいきがいのようになっている、

と思えるような人がたまにいます。

そういう人に友人は少ないと思いきや、案外情報通

友人関係を築くのが上手

であったりします。

エネルギッシュで、

まるで

「怒り」や「不満」を蓄え、それをエネルギーに転じている

かのようです。

 

あなたや悪口を聞かされる相手は、その

悪しきエネルギーを「吸収してくれる存在」

となっているわけです。

何しろ、それと同等のエネルギーを持つ人でないと太刀打ちできないので、

ただただ圧倒され続け、逃れられなくなるのです。

最初は、一緒に憂さ晴らししているだけであったのが、次第に深刻になっていくことがあります。

同調して一緒に悪口を言ってしまえば「共犯者」になってしまう、

その場合、悪口を言われた人がどこかでそれを知ってから咎められるようなことが起きたら

「○○さん(あなた)も言っていたよ」と言われかねない、

そもそも自分のことも悪く言っているに違いない、

など、心が穏やかでいられなくなります。

仲良くなりたいわけじゃない、けれど敵にまわすこともできない

このジレンマに苦しめられることになり

職場など、毎日顔を合せることになったら相当のストレスです。

◆結論。正論は通用しない。波長を合わせないのが一番

このような人は、組織の中の「有害な人物」であるから、注意したほうがいい、

そう思っていても、

やることなすことが悪

というわけではなくて、

幼さを感じさせたりして、可愛く思えることもあるのです。

親しげに話かけて来られれば、悪い気はしないものです。

ただ、

正論は通用しません。

 

相手がパワフルだと、あなたが同じように思っていなくても、

「そ・・そうかもね」

などと、うっかり同調してしまう可能性もあります。

そうして一度仲間意識をもたれてしまうと、今度は突っぱねることができなくなり、益々苦しい思いをすることになります。

 

一つの対策として、

そのペースに同調せず、

そうなんですね~ ・ 知らなかった・・

など

曖昧に逃げ、波長をあわせないこと

です。

あなたと話してもつまらない、自分のプラスにはならないと思わせれば、一定の距離間を保つことができます。

あの人、あなたのこととても悪く言っていたわよ

などと他の人から聞いたとしても、

そう言ってくれる人がいるのであれば、気にすることはありません。

◆わかりやすい悪口なら、かえってあなたに得をもたらす

自分の悪口を言われたら、

それに反論したくなるのが人情というものです。

ただ、人前であからさまに言われる悪口なら、

かえって

そうだよね。私って、悪いところが沢山あるんだ

と一旦認めてしまうほうが、それ以上の批判を避けることができるでしょう。

 

むしろ、それは相手にとっては予想外の反応で、「え!」とびっくりされるかもしれません。

あなたは、

人の目には明らかに悪口を言う人の上に立っている人

となり、

強い自制心の持ち主、寛容な人

であると認知されます。

 

悪口を言った相手も、しばし冷静になり、

自分の発言についてちょっと考える

落ち着きを取り戻すでしょう。そして、

恥ずかしくなったり、この人にはかなわないな、と思わせる効果もあります。

追記◆悪口をいう人は不幸せな人というけれど、そういう奴のほうが幸せそうに見える?

人の気を悪くするようなことを平気で言う人は、コンプレックスの塊なのだ

とよく言われます。

でも、

見ていると、当人は言いたいことを言いたい放題。

コンプレックスがあるなんて思えない、

と思うかもしれません。

 

だけどやっぱり、

その人の自尊心が傷ついているから、

同じように

人の自尊心を傷つけようとしてしまう

のです。

そのような人は、

ネガティブな生命と結びつきやすいため、

損をしていることも多く、いつまでも低い境地に留まり続けます。

 

人を引きずり下ろすことで、自分のプライドを保とうとしている、

恥ずかしい行為であること

が「わからない」とか、「自分を変えることができない」ということを考えても、

とてもかわいそうな人

です。

 

ところで、

あなたは、すごく大事な人から何か言われて傷つく時よりも、

どうでもいい人ような人

から嫌なことを言われて、心にグサッとくることが多くはありませんか。

私もです(^_^;)

そんな風に、悪口を言ってあなたを困らせるような人は、

たいてい、あなたにとってはどうでもいい人なのです。

魂レベルでは付き合えないような人

なのですから、そういう人の言葉をまともに受けて、感傷的になる必要はありません。

だから、

嫌な奴のいうことは聞かない

ということで、よいのではないでしょうか。

◆悪口ばかり言う人を変えることはできるのか

悪口を言う人は、自分に注目を集めたがっている、

というより、

「物事を動かす力」の源泉という立ち位置に執着している

ことが多いのです。

その確たる動機が人を集め、集団を形成させていくわけです。

 

友人関係も、まるで兵隊集めをしているような感じです。

いつも誰かをポケットに入れて持ち歩き、それを兵器に変え、親密な関係を築こうとします。

どうしようもなく、他人に注意が向いてしまう

のです。

それはやっぱり、「今の自分に自信がない」からです。

 

自信がないので、周りの人の協力を必要とし、

自分の力をあてにしてもらいながら、その負い目に支えられよう

とします。

 

このような人を、果たして誰かが変えることは可能なのでしょうか。

 

その人よりも強いパワーの持ち主

に破壊され、

「どん底」を味わう

ことができれば、この現状をなんとしても変えようとする試みに乗り出すでしょう。

そして、

現状から自身のあり方を捉え直すことができれば、

自分のエネルギーの持っていく方向を変換させることもできます。

もしも出逢えなければ、

一生を費やして他の人の人生の操作や監督ばかりするようになってしまうでしょう。

生き方を変えることがなかなかできないのは、

自分では

どうしたらいいかわからない

からかもしれません。

 

あなたは、こう考えるかもしれません。

この世界にいる人は誰もがソウルメイトであるし、

そうした人と関わることで、

新たな捉え方・考え方ができることもあるだろう、と。

あなたは、優しくて強い心の持ち主で、

物事をとことん良い方向に考え、その場その場をやり過ごすことができるかもしれません。

問題は

このような人達のパワー・破壊力が強い

ことです。

自身でさえ制御できないほどのエネルギーの持ち主

であったりするのです。

 

その人の言動が禍して人から見放された時、このような人に

自分が味方になってあげなければ

という気持ちを起こさせるかもしれませんが、

むしろ、

このような人達には

どん底を味わってこそ、本当にパワーの正しい使い方を学ぶことができるのだ

と、見守ってあげる「忍耐」が大切

であったりします。

そのような人には、

持ち直すだけのエネルギーも具わっています

このようなことを心の片隅に持つことができれば、少しは心が軽くなるかもしれません。

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