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過去の過ちを許せずにいるのですか?

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過去の過ちを悔やみ続けても、それを消すことはできない。現実のなかで聡明な生き方を貫こう

あなたはまだ、あの時のことを悔やみ続けているのですか

過去を謙虚に反省したり、未来に対し周到な計画を抱くことは、とても大切なこと。

けれど、「後悔」は時として「過去への没入」になってしまうことがあります。

現実からの「逃げ」にしかなっていなかったりします。

過去を反省するとはなんでしょう。

それは「現在」を正しく行動するための未来の展望」でなければならないはずです。

釈尊は、「今を生きる賢者の詩」を好んでいたと言います。

 

過去を追うな

未来をいたずらに思うな

過去はすでに捨てられ

未来もまだ来ない

中略

ただ今日なすべきことを、心を尽くしてなせ

中略

心をこめて、昼も夜も

怠りなく実践する

そのような人を

今を生きる賢者」と呼ぼう

そして「心静まる者」とも呼ぼう

今の自分を謙虚に見つめ、そして「今」の課題に全力で取り組むことを通じて、精神的成長へと自己を磨いていくことが大切であると、この詩は語っているのです。

◆過去の過ちに対しては二つのステップを終了したら忘れるだけ

私達は未来に対しては幾らでも働きかけることができますが、過去をかえる力は持っていません。

できるのは、その経験を建設的に生かすことだけです。

また、その経験はしっかり「分析する→ 学ぶ 」というステップを終了したら、忘れるようにすることが大切です。

今回は仏法の説話を二つ、紹介したいと思います。

二人の修行僧が川を渡れず困っている女性を見かけます。

彼らは女性に触れることを禁じられている身です。

けれど、修行僧の一人はその女性を抱えて川を渡ることにしました。

無事向こう側まで渡り、その女性を下ろすと、修行僧は何事もなかったように歩き出しました。

もう一人の修行僧はこう言うのです。

「私達は女性に関わることを禁じられているのに、君は抱きかかえて渡った」と。

すると女性を抱えて渡った修行僧はこういうのです。

「私はすでにその女性を下ろした。君はまだ抱えたままなのか」

もう一つ、釈尊のこんな言葉から始まる説法があります。

修行者達よ。絶対的安楽を得るために、こだわりの心から解放されるために、「筏の譬え」を説こう

こちらの岸は危険であり、向こうの岸は安全である。

しかし船も橋もない。

中略

そこで旅人は葦や木や枝を集めて筏を作り、手足を漕いで渡った。

次にこの人は考えた。

『この筏は大変役にたった。

この筏のおかげで大河を渡ることができた。

さぁ、次に私はこの筏を担いで道を歩いて行こう

さあ、この人は適切な行動をとっているか?否か?

そのような質問を投げかけるのです。

弟子達は「否」といい、釈尊は続けます。

この筏は、大変役に立った、

このおかげで大河を渡ることができた。

さあ、私はこの筏を河中か岸辺において、道を歩いていこう

このように行う人こそ、適当な行いをした人である、といいます。

人は過去の出来事を、自らの「戒め」として忘れずにいようと思うことがあります。

再び同じ過ちを犯さないように。

あえてそうしている場合、それは前に進むための「教訓」として利用しているのであり「悩み」ではありません。

けれど、その後悔があることであなたが前に進めないのだとしたら、それはお荷物でしかないのです。

その過去は、あなたの意識を高めてはくれません

あなたが自分を許すことができなければ、クモの糸が自分に巻き付くようになり

いつクモに食べられるのだろう、という恐怖に支配し続けられるようになります。

エゴに耳を貸してはなりません。

エゴは悪魔のように「罪」とか「罰」という考え方に囚われるよう、網を投げかけるのです。

あなたの心は、刑務所の中にいるかのようです。

牢屋に閉じ込められたあなたには、二つの選択肢があります。

一つはただ地面を見つめ続けること

もう一つは窓から星を見つめること

同じ過ちを受け止めているのに、全く違う場所に向かうでしょう。

あなたはどちらを選びますか。

◆過去の過ちを許せることが、一つのミッションだとしたら?

あなたがすべきこと、それは過去をかえることではなく、自分を変えることであるともいえます。

あなたがその出来事によって変化し、よりよく発展していくことで、過去の視野より今の視野のほうがひろげていくことができれば、その過去の記憶はあなたにとっても、あなたの周りに居る人にもよい影響を与えたことになります。

あなたがどんなに幸せになっても、過去の自分にであってしまうことがあります。

あなたの心の引き金をひくものはあちこちに隠れているかもしれません。

そうして再び「落胆」することになったとしても、

あなたの心、人生に調和を取り戻していくことが大切で、それこそがあなたにとってのミッションであるかもしれません。

そこにどんな光を投げかけることで自分を癒すことができるのか、考えてみましょう。

心を明るくするものを探しましょう。

あなたの光を遮るものをそのままにしておかないで。

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