人間関係

大切な人を亡くした、その悲しみを癒すことはできるのでしょうか。

3月 11, 2021

私達は、この五段階の一つ一つのスイッチを切ったり入れたりしながら、

或いは、前進したあと再び同じ感情に戻ったりしながら心を癒していきます。

ディズニーの「インサイド・ヘッド」をご存知でしょうか。

「子供向け」作品とされていますが、子供と一緒に見ていた私のほうが真剣に考えさせられたお話でした。

私達の「否定的」な感情は「不要」なものではありません。

心を守り、癒す時に大切な役割をしています。

否定」は

その事実を受け付けない!と拒絶する行為です。

そうしなければ、あなたの心が破滅する危険があるから。

キャパオーバーの宣言を下しつつも、心のどこかでは理解をしていく必要があることを認識しています。

怒り」の感情の背後には、様々な感情が隠れていますが、大きな喪失を経験した時は混乱します。

日常的に表面化しやすく扱いやすい「怒り」を心の先頭に立たせ、吐き出すほうが、回復を早めるのです。

だから誰からも批判されてはならないし、自らを批判してもいけません。

枕を殴ったり、お皿を割ったりすることを赦してください。

時には外に出て、激しく身体を動かすことが怒りの発散となることもあります。

少なくとも、怒りには、あなたと外界をつなぐ橋渡し的な役割があります。

私達は「最悪」なことがあると、他の大事なもの・同じ価値があると思えるものと「取引」しようと考えることがあります。

例えば自分の命を引き替えにしよう、と思うことも。

それは悲しい現実から目をそらし、心の痛みから抜け出そうとする時には必要なプロセス、

自分に起こった出来事を何度も変形させながら、私達はようやく現実の結論に向き合えるようになります。

「抑鬱」によって引きこもってしまう人を見ると、それは「ダメ」な行為だから

なんとか考え直させ、救おうとします。

それは「不健全」であると見なし、健全に、正常に戻そうと働きかけます。

けれど、愛する人を失えば誰だって正常ではなくなるものです。

抑鬱こそが「正常な」反応であり、そうすることで自身の神経を「遮断」させ身を守っているのです。

エリザベス・キューブラー=ロス氏は、

この「抑鬱からの脱出」を試みることは

ハリケーンの中に飛び込んで帆走し続けるような、絶望的な恐怖を感じることにも似ている

といいます。

そして、その対処法は 逃げるのではなく

抑鬱という客を招き入れ、暖炉の前にイスをつくって座らせること

であるといいます。

抑鬱を経験することに身を委ねてはじめて、抑鬱は悲嘆にくれるあなたに仕えるという目的を果たしたのちに、あなたの元から去ってくれる

3月16日に続く

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