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強がってしまうのですか

 

◆強がってしまうのは何故?

本当は全然大丈夫じゃないのに「大丈夫」と言ってしまう、本当はいっぱいいっぱいで誰かに助けてほしいくらいなのに、「了解」と引き受けてしまう、

つい強がってみせてしまうことって、ありますよね。

私達は「弱さを支え合う」関係に、馴染みが薄いのかもしれません。

過去の記事の中で、自分の弱みを見せることは人と繋がるために大切だというお話をしたことがありますが、そもそも相手を信用していなければ、そのような関係には発展しないことでしょう。

私達は「心」の問題について考える時、「自我」とか、アイデンティティーとかいったことの中に解決を求めることがあります。

彷徨い続けた挙げ句、こう結論づけてしまうかもしれません。

やっぱり自分を頑丈にしなくちゃいけないんだ、

塀を高くして自分を守らなければ。

否定されたくないとか、自分を守りたいというというところから出られなければ、

結局

他者との関わりあいは表面的にしのぎ、本当の自分は隠しておこう

というところに落ち着いてしまうのです。

◆強がってしまうのは、弱さを支え合えない関係だから

堂々巡りをしたあと、元の場所に落ち着いてしまう原因のひとつは、私達大人が、なまじ「分別」を身につけているから

であるともいえます。

無邪気な子供には、

「もし・・だったらどうしよう」といったネガティブな想像はあまり働きません。

大人になったら何になる?と聞かれた時、明るい側面だけを見て夢を語ることができます。

大人は、前に進むにも後ろに行くにも、たいてい「ポジティブなこと」の対極にあるネガティブなことにも意識を向け考えるものです。

素の自分を堂々見せたらどんなに楽になるか、と思いつつも見くびられたくない、という気持ちが働きます。

ポジティブな想念ー達成・成功・勝利などーを描いた瞬間、心の一方ではネガティブな想念ー悪・挫折・失敗・敗北ーを抱いてしまうのです。

そうして、やっぱり居心地のよい元いた場所に引き戻されてしまうことがあります。

◆強がってしまうのは、深読みしがちだからかもしれない

深く考え過ぎることが影響している可能性もあります。

あなたは、

つい「物事を深読み」してしまう、何でも深刻に考えてしまうのではありませんか。

実は、私がそうでした。(今もそんなところがあります。(^_^;))

「自己中心的に生きてる人のほうが、得しているんじゃないか」って思うことがよくありました。

「俺、これ無理だわ。」とあっさり力不足を認め、「しょうがないやつだな」と言われながらも周囲からのウケがいい人、

「あなたに任せておけば大丈夫」「助かるなぁ」なんて上手に丸投げできる人を羨ましく思えど、

あんなに「軽く」生きられないと思え、

その人と心が通じる感覚もしない、

そんな風に

話したところできっと理解してもらえない、理解しあえないという感覚が先にたてば、

「思ったことを正直に伝える」ことも、態度に表わすこともできなくなります。

その強固なガードを緩めるには、どうしたらよいでしょう。

◆強がってることがしんどくなってきたらしてほしいこと

あなたはとても真面目な人です。

自分でいうのも何ですが、私もとても真面目です。

というか、これだけが取り柄だと思うくらいです。

ただ、そんなあなたはどこで息抜きしているでしょうか。

あなたは家族と雑談しますか。

家族と話す時、何でも話していますか?

TVを見たり、一緒にお茶を飲んだり寛いでいる時に意味のない会話を交わしていますか。

あなたが物事を深く見つめるタイプの人であれば、あまり意味のないことをしようとは思わないかもしれません。

人の悩みを聞く、哲学的なことを語るなど、濃い話はする必要があると思っていて、今朝隣の家の猫と目があったとか、そういう話には興味がないかもしれません。

でも、ある時ふと、自分が知ってることを話して誰かが関心を示してくれた時、

思いがけず他の人達がその話題に参加しだした時、あなたは顔を赤らめながらも、溶け込むような心地良さを感じていたのではないでしょうか。

あなたが「何でも話す」ことができるためには、そうした場面を増やすこと、

人の心って、とってもあたたかいんだな、優しいんだな、という気持ちを持てるシーンを増やしていくことが大切です。

難しくないし、深刻に考えることもありません。むしろ、深刻に考えないことが大切です。

どの人にも同じようにものが言え、気楽に振る舞って得しているように見える人は、

日常的にそのような場になれていて、コツを掴んでいるのかもしれません。

そのような人をお手本にしているうちに、あなたも上手に自分の弱みをさらけ出せるようになります。

小手先の策を用いる必要などないのです。

大切なのは、

お互いの弱さを支え合いながら、みんなで成長しあおうとすることです。

自分の弱さを受け容れることができた時、あなたは本当に強く生きられるようになります。

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