◆仮装イベントは楽しい
現在2020年9月24日、10月のハロウィンに向けて準備を始めている人も多いのではないでしょうか。
カボチャをくりぬいたり、お菓子を準備したりも楽しいかもしれませんが、何より盛り上げるのが「仮装」ですよね。
コロナの影響もあって、今年はどこまでできるかな?という気がしますが、私も仏教を学んでいるからといって、ハロウィンを楽しまないわけではありません。
今やバレンタインもクリスマスも神社のお祭りもほぼ「イベント」なので、盛り上がりを楽しくみています。
皆さんはどうでしょう。
◆それは心の解放ができる機会
いい大人が・・と手を横に振らないで下さいね。
私も流行だしは「新たな商業作戦かぁ。。」と思っていましたが、やがて子供達が自分達で衣装をつくり、仲間と連れだって街へと繰り出すのを見送るようになると、こちらもなんだかうきうきしていることに気づきます。
いやぁ、自分はいいよと思うかもしれませんが、羽目を外す権利はあなたにもあるのです。
誰の中にも子供の心があります。
それを自由に解放する機会があるなら是非とも利用して、その快感を味わって下さい。
あなたはもしも特定の日だけ別人になれるとしたら、何になってみたいですか?
また、どんな自分をアピールしてみたいでしょうか。
子供の頃はヒーローに憧れ、仮面ライダーや童話の主人公になってみたいと思っていたかもしれませんが、大人になるとそのテーマは変わります。
私はみんながひくほど悪魔的な姿になった自分を想像し、コロナ終息後には必ず実行しようと思っています。(ちょっと大げさですが)
誰に遠慮することなくコスチュームを着られるハロウィンは、普段抑圧し、自分の中に存在する、けれども決して人に見せることのない部分を解放させる良い機会になります。
例えばいつも優しくて大人しいイメージの人は、残酷で凶暴な人になってみることで、普段の自分の中の抑圧された部分を解放することができます。
人から「強い人だ」と思われているなら、子犬の着ぐるみを着て自分の中の無邪気さ・遊びの精神を疑似体験してみてもよいかもしれません。
◆心の鎧を脱ぐ時をつくろう!
ハロウィンに限らず、何かをきっかけにして自分の中に眠っている別の人格を外に出すことは、人格的にバランスをとるためにもとてもいいことです。
そんな、ちょっとしたきっかけを得て安定した生き方ができることもあります。
とりわけ社会に出て仕事をするようになると、自分を抑えて業務にあたることも多くなります。
「感情労働」という言葉を、あなたは知っているでしょうか。
看護師・介護士・教師・カウンセラー・・などなど、自分の中にある陰性的な感情(おろおろしたりカチンときたりなど)が表に出ないよう抑制して人に接する職務のことです。
上記のはその一例であり、飲食店でもクリーニング店でも人と接する以上、自分の感情を抑制しながら遂行する職業といえます。
また、専業主婦だからといって常に解放された気分のままでいられるわけではありません。
「○○ちゃんのお母さん」らしく、「○○さんのお嫁さん」らしく振る舞わなくては、と日頃から自分を律している女性も多いのではないでしょうか。
勿論社会人としてそうした規範的態度を身に付けることは大切なのですが、どこかで心の鎧を外す必要があるし、リラックスしたり羽目を外すことなしに過ごすのでは心が磨り減っていきます。
最近は地方情報誌に掲載される内容も充実しています。
普段の自分のイメージの枠を飛びだす機会はきっと他にもあることでしょう。
そうした機会を行使するには、心ときめく時間を作ろうという、あなたの前向きな意志が必要です。
心を潤すための時間を積極的に作り、今の職務に励む原動力にしていきましょう。