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幸せを邪魔するものとは?<2>前へ前へと進み続けよう!

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◆幸せを邪魔するもの

前回は、人の生命に潜む「魔」についてお話しました。

 

「魔性の女」などと言ったりしますが、本来は誰の心にも「魔性」が潜んでいるんですね(^_^)

 

前回話した「魔王」は、勿論私が勝手に名付けたわけではなくて、インドの仏教思想家・竜樹作「大智度論」の中で「第六天の魔王」と呼ばれているからです。

 

人を支配し、意のままに操ることを喜びとする生命のことであり、奪命(智慧の命を奪うもの)・他化自在天などとも呼ばれています。

 

「いじめ」とか、戦争・独裁政治などの背景には、こうした「他者を自在に支配しようという」生命の働きがあるわけです。

 

◆人は強いけれど、弱く囚われやすいところももっている

この魔の働きは「十」の種類のものを連れてやってきます。

 

それらは「魔の十軍」と呼ばれています。

憂愁

飢渇(飢えと渇き)

渇愛(五欲に愛着すること)

睡眠

怖畏(怖れること)

疑悔(疑いや悔い)

瞋恚(怒り)

利養虚称(財を貪り、虚妄の名聞に執着すること)

自高蔑人(自らおごり高ぶり、人を卑しむこと) 『大智度論』

 

こうしたものを従えて心を蝕もうとするわけです。

 

元々は成仏を妨げる働きとして記述されていたものですが、僧侶以外の人は無関係というわけではありません。

 

なぜなら、私達は皆成仏したい(=絶対的な幸福がほしい)と思っているし、どの人も生命も「十界」の中をいったりきたりしているからです。

 

心に隙ができるとこいつにやられそう・・と思えるようなものが一つくらいはあるのではないでしょうか。

私は結構あった・・ショック(^_^;)

 

◆魔を克服していってこそ、幸せを築く道が拓かれる

例えば一夜にして一生困らないほどのお金が入ってきてしまったら、あなたはどうしますか。

 

取りあえず会社を辞め、明日から気ままに寝て、気ままに起きて美味しいものいっぱい食べて・・なんて暫くはそんな生活に浸ってみるのもよいかもしれません。

 

けれどいつしかそれが当たり前の日常になって、本来の目的であったはずの「魂の成長」などはどうでもよくなってしまうかもしれません。

 

それが、あなたに「絶対的幸福」を手に入れなくさせる・あなたを高い次元に引き上げさせなくする魔の働きなのです。

 

前回に記事にしたような「財を貪る僧侶達」は、⑨利養虚称にあたると思います。

 

最初は良い志で聖職についたのに、周囲から崇められたりすることで慢心を起こし、次第に本来の軌道からは外れていってしまうのです。

 

「①憂愁」については、「リストラ」など不幸な出来事に「憂い」、本当ならもっと良い就職先を得られるチャンスであるかもしれないのに「もうダメだ」と弱気にさせ、挑戦の意欲をなくさせてしまうなどです。

 

あなたの身近には、そのような人はいないでしょうか。

 

私もかつての仕事で、研修生が訪問先の玄関にあったお財布に目がいってしまい、普通に仕事をこなしていれば正社員として雇用してもらえたのに・・と皆が肩を落としてしまうようなことがありました。

 

こうしたものに支配されると、人々の生命は萎縮し、閉ざされ、一人ひとりがもっている可能性の芽は摘み取られてゆきます。

 

よく「最後の一瞬まで気を抜くな!」と言われていますが、殆ど結果がみえてくると最後に気を抜いてしまうことありますよね。

 

最後の最後まで、気を抜かないことも大切です。

 

周囲と声をかけあい、他の人の中にも魔をつけ入らせないぞ!と思うことも、とても大切です。

 

また、これに打ち勝つ一番の秘訣が「挑戦の心」を持ち続けることだと言われています。

 

あと一歩、あと一歩と前に進む気持ちです。

 

そうしてあなたの中で鍛え抜かれた剣は、いざという時にきっと本領を発揮するはずです。

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