健康

眠れないのですか?

2月 22, 2021

◆最高の眠気の瞬間を逃してはいけない

明日の朝起きれるかなぁ・・??って

緊張していたり

何か心配事を抱えている時って、

寝付けなくなることってありますよね。

眠れないよぉ・・

って思うほど追い詰められて

結局一睡もできずに朝を迎える、

そんなことがあったりします。

そういう時って、

無駄に夜を過ごしてしまった、

という残念な気持ちと、

一日の中で最大の楽しみを

味わいそこない、損した

気持ちになります。

 

私の手元には、

娘がくれた「最高の睡眠」(著者:スタンフォード大学医学部教授西野精治

という本があるのですが、その中でも

私が大きく頷いた言葉に

最初の眠気のタイミングを絶対に逃してはいけない

という言葉があります。

眠くなったらとにかく寝てしまわないと、その後、

深い眠りは訪れずいくら長く寝てもいい睡眠にはならない

これ、

すごくよくわかる、と思いませんか。

せっかくいい調子で眠気に襲われ、うとうとしてきた頃、

家族に話しかけられたり、

「あ!」

急に大事な「やらなくてはならないこと」を思い出して

もう一息

頑張ってから眠りにつくとしよう、

などと思って動いてしまうと、

もう二度と同じ眠気がきてくれることはない

です。

 

眠れず苦しむよりは、

たとえ早寝して真夜中・二時・三時に起きたとしても、

最初にきた眠りの誘惑に完全屈服し

一番いい眠りを貪る

ことをお勧めしたいと思うのです。

◆眠りに入る前に考え事しても、ほとんど役に立たない

どうしたら眠れるのか、

考えている人は多いと思います。

一つには、

布団に入ってからは、なるべく

何か考え出さない

ことです。

幼い頃、親から

寝る時には

泣いたり

考えたりしてはいけない、

とよく言われたのですが、夜は、能力気力ともに落ちてきて、

 

よい方向には考えられなくなり

どんどん眠れなくなります。

 

人は心配事があると、

いろいろ考え続けてしまうもの

です。

考えるぐらいのことしかできないから

考え続けてしまう

のです。それも

 

長期戦で対処しなくてはならないもの、

一生共存していかねばならない問題について

についてが殆どです。

そして、

夜考えて辿り着く答えは

朝の元気な思考の中で採用されることは

ほぼありません。

 

また、

心配ごとを引きずりやすい人というのは、ついつい

人のことについても考え出してしまい、

とりとめがなくなります。

あ!(; ・`д・´)

また考えてる。

 

と思ったら、とりあえず

覚えておかなくちゃいけない、って思うなら書き出して

頭から排除

しましょう。

(考えがちな人は、すぐ書き留められるよう、メモ帳を置いておくといいと思います。)

目覚めの閃き

に期待し、

明日の実行を心掛けましょう。

たいていは明日になると、

つまらないことを考え続けていたな

と、思うものです。

眠るときには、

気がかりなことも、

眠らずに考えていても

改善されることはほとんどない

のだと思い切りましょう。

◆睡眠薬の服用について

病的に眠れない、

どうしても改善できないという場合は、

思い切って病院を訪れ

病院で処方される睡眠導入の薬をもらう

方法もあります。

私の母も、晩年は眠れなくて薬を貰っていましたが、

現在、病院で貰う薬は自然な眠りを誘うような仕組みのものが殆ど

で、

「副作用」とか、「依存性」を心配する必要はない

ようです。

ただ、

薬が切れたとき、

自分は薬がないから眠れないのだ

と考えてしまい、

自分で薬局で購入してしまう、そしてその量がどんどん増えてしまう、

といったことになると、

そのあとだんだん薬も効かなくなっていく

ので、その注意のほうが必要です。

まずは、

自分の自然治癒力を信じ、

眠れる自分を育てる

ようにしましょう。

どんなに眠れなくても、

慣れない場所に行ったり、普段しないことをすると疲れる

ものです。

また、

家路につき、安心したり

お腹いっぱいになったり、

リラックスすると、

自然と眠くなるもので、

入浴後は、体温が上昇しているので、寝つきもよくなります。

入浴後はなるべく早く布団に入るとか

眠れるような環境づくりと眠る前の行動の見直し

は、やはり大切です。

◆記録をつけ、生活を見直して「自分の」の最適な睡眠を知る

あなたにとっての良質な睡眠

を考える

ことも大切です。

私の場合、「睡眠導入」には(自分の頭では理解できないような(^_^;))を利用します。

あなたなら、目を閉じて安らげる景色を想像することがいいかもしれないし、

ゆるい音楽をかけてヨガっぽいことをするのがよいかもしれません。

自分がどういう時によく眠れるのか

「記録をつける」

ことは、お医者さんも推奨しているところですが、

私個人としては、

外に出る用事がなくても、私は一日に一度、外に出て歩く

ようにしています。私の場合は、公園が好きで歩くのですが、

「外に出る」用事がなくて外に出ないのだとしたら、何か楽しみを見つけると続けやすくなると思います。

スマホには撮影機能もついているので、

私は写真撮影も楽しみに出かけています。

 

いざ横になって寝れない時には、古くから言われているように「数」を数えたりもします。

少し前に「羽鳥慎一のモーニングショー」で、「脳を休める」ということについて解説されていましたが、

「脳を休める」ためには「呼吸」も大事で、

呼吸に合わせてゆっくり数を数えていると、いつの間にか眠っています。

鼻呼吸でゆっくり吸いながら「いー・・」、吐きながら「ち~・・」

吸いながら「に~・・」吐きながら「い~・・」と数えていると、たいてい10数えないうちに眠っています。

 

夏休みなどには子供達を預かることもあり、普段とは勝手の違うところでの就寝なので、

泣くこともあります。

でも、

「100数えたらママが来てくれるからね」と言うと、一生懸命数えていて、

案外この方法で眠ってしまうので、

「数を数える」は、今もやり方としては生きている

ように思います。

(朝はけろっとしている)

 

◆いっそ諦めてみる?

それでも、

どうにも眠れない時には、

いっそ「諦める」

こともお勧めです。

鳩のことを考えないのが、鳩を呼ぶ一番有効な方法

という、

精神科医香山リカさんの書籍の中の言葉を思い出すのですが、

うろ覚えで申し訳ないのですが、香山氏はある教授からこんなことを聞いたそうです。

眠りというのは、鳩のようなもの。

鳩は来てほしいと思っている時にはなかなかこない、

でも、その鳩のことを忘れていると、いつの間にか窓辺にとまっていたりする、

眠りとはそういうものだ、と。

一時的に眠ること(眠れないこと)を「気にしない」で過ごす、

それよりも

リラックスして楽しめる時間を確保する、

私としては、これが一番ぴったりくるように思いますが、あなたはどうでしょうか。

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