人間関係 感情

許すことができないのですか

1月 29, 2021

◆許すことができない、その感情の中には悔しさや悲しさ、怒りが入り交じっている

その時には違和感を感じただけ。でも

後から振り返ったとき、

自分はとても酷いことをされたのだ、

と気付いて

やるせない思いになることがあります。

自分の大事な人が心に深い傷を負っていた

とわかることもあります。

そのようなとき、あなたが責めているのは、

未熟だった自分

であるかもしれません。

あのとき、

もっと物事がよく見えていれば

という後悔をしてしまうこともあります。

長い間、親から間違った観念を植え付けられ育った、心や身体の自由を奪っていたとわかり

人生を返して

と言いたくなることだって、あるかもしれません。

他にいくらでも対処法があったかもしれない、

と考えると、

それを実行出来なかった自分

が許せなくなることもあります

 

許せない!

という感情の中には、複雑な感情が幾層も絡まっている

ものです。

「その出来事さえなければ」と、過去の出来事に心が縛られたままになっているから苦しい

あなたにとって「許せない出来事」とは、決して

小さなことではない

と思います。

他の人には、どんなに小さいことに見えても、

許しには困難を伴います。

それでも

許すことができないままでいることは、

圧倒的にマイナスなことのほうが多い

のです。

この先、同じ危険を避けようとする、

その防衛的な態度は、

あなたに危害を与えない人に対しても、親しい関係を築くことをできなくしたり、

豊かで温かな情感を味わうことを阻害する

ようになります。

もっと悪いことに、あなたが許せないでいることで、

嫌な相手との関係を心の中でいつまでも「保つ」

ことになります。

それは

いつまでも過去に生き続ける

ことでもあります。

本当は未来に進むことができる、

だけど許してしまったら

負けだ!

と思えるかもしれません。

そう思っても、結局は

相手の行為によって、自分が負の感情を負わされている

のです。

実際、

苦しんでいるのは、許せないことをした相手ではなくて

あなた

であり、

相手は覚えてもいない

かもしれないのです。

また、

「許す」ことが、

大切なものとの関係を断ち切ることなってしまうようで

嫌だ

と思うこともあります。

大切なものや関係を壊された、などの場合、

許すことで、

その大切なものを諦めることを選択しなければならない

気がしてしまうのです。

恋人を友人に奪われた

などもそうであるかもしれません。

相手に謝罪させたい、打ちのめしたい、

という敵意や怒りが湧いても、それによって好転するわけではないし、

幾ら頭の中で相手を打ちのめしても、

現実には叶わないことのほうが多いものです。

その人とは

違う価値観を持っているのだ、

と認めることが、許すことになるのかもしれません。

相手と自分の違いを受け入れること、理解すること

は、

誰かを「愛する」時と同じだから。それができれば、あなたの傷を癒すことになるのだといえます。

 

人生は

何かを終わらせ、新しいものを受け入れていくことの繰り返しであり、殆どの人は

人生の節目節目で、このような問題に直面します。

自分は一生許さない!

と誓っていたりしますから、

そろそろ許したらどうか、と人からいわれたら、

真っ向から反撃してしまうでしょう。

許すことはとても難しく、今はとても受け入れることなどできないかもしれません。

◆許すことができないことに、どう向き合ったらいいのか

許せない!

という苦しみに終止符を打つことができるのは、

相手から苦しんだ分の見返りを受け取った時。

誠意ある謝罪であったり、

相手も同じくらいの苦しみを味わったと知ることができたとき。

あなたの心の叫びは

あの忌まわしい出来事を引き起こした相手には、何の罰も与えられないのではないか、

あまりに不公平ではないか!!

ということかもしれません。

でも、

そのような人は、他の人からも同じような理由で憎まれてい

可能性があります。

人の恨みをかう人というのは、

自分自身の創り出した「悪しきもの」の深み

にどんどんはまってゆきます。

TVなどで

復讐

するような場面もありますが、

あなたが自分の身を犠牲にして復讐する必要などない

のです。

その人の人生そのものが、その人を苦しめることになるから

です。

 

もしもあなたが「絶望」と手を切り、あの日あの時のことを客観的視できるようになったら

あなたは、

新しい物語

を手に入れることができます

「許す」は、

好ましくない状況が起きたことを大目にみたり認めたり、

それでいいと思っていないのに

いいと思っているようなふりをすることとは違います。

否定的な目を向けるのをやめ、

縁を切り、

自分を悩ませている人や出来事から自分の権限を奪還し、

幸福になる道を選ぶこと

です。

相手が許すに値するから、許すのではないのです。

あなたが「許す」に値するから、許すようにするのです。

あなたと、あなたが許せないと思っている相手との関係に決定的な違いがあるとしたら

あなたは、

あなたを苦しませた人を置き去りにして進むことができる

けれど、相手は

人に苦しみを与えた自分のまま人生を生きていくことになる、

ということです。

あなたは、

過去を肥やしにより大きく高く飛翔してゆくことができます。

境地は見る世界を変えてしまうのです。

また、人から怨みをかいやすい人というのは、

現時点ではいいようにみえても、

やがて行き場をなくし、惨めで孤独な気持ちを抱えるようになる可能性があります。

そのような人に関わり続けるということは、

そのような人生に自分も巻き込まれるということでもあるので、

いつまでも心にかけることは避けるべきなのです。

◆許すことができないでいる時には見えていない世界がある

あの出来事がなかった世界で生きたい

過去に戻りたい

そんなことは叶わないと知っていても、つい思ってしまうことがあります。

仮に

違う世界や以前いた場所に戻ったとしても、

その後の自分に釣り合うために

今度は別の似たような体験をして、あなたは

それを乗り越えようとするでしょう。

あなたが

この人生に急に訪れた条件変化を認められず、計画を変更できないままでいると、

あなたに良かれと思って差し出されるものにも、

あなたの魂が本当に求めているものに走っていけるきっかけが訪れても

見逃してしまうことになります。

もしも今

あなたが勇気を出して過去と別れを告げることができたなら、

宇宙はその損失を補って余りあるものを、

あなたが新しい人生を歩むのに不可欠なものや強力な人材を送り届けてくれる

でしょう。

 

過去を終わらせることができるのはあなただけ

です。

人生の新しいページを開くためには、古いページを閉じる必要があります。

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